室戸市Y邸

手刻みの桧を適材適所に使用
品格漂う現代和風住宅に光る
匠の熟練の技と心意気

おさまりの美しさが際立つ
大工手作りの木の住まい

　室戸市に建つY様邸は、ご夫妻と４人のお子様が暮らす「和」にこだわったマイホームです。昔ながらの和風住宅を建てたいと、以前からさまざまな会社をまわっていたご夫妻。しかし思いを受け入れてくれるところはなかなか見つからなかったといいます。そんな時たどり着いたのが、安芸に拠点を構える小松工務店でした。ベテラン大工職人である代表の確かな技術と丁寧な仕事ぶりが評判の同社。重厚感と品格を持ち合わせた伝統的な和風建築を得意とする代表と出会い、「この人だ！小松さんなら任せられる」と直感したご夫妻は、ようやく念願のマイホームを建てることができました。
　Y様邸はプレカット木材を用いず、全て手刻みの木が適材適所に使われています。そして見えない部分はもちろんのこと、梁見出しの天井、無垢の床、リビングの腰壁など、いたるところで本物の木の魅力が感じられる住まいになっています。その中でもとりわけ目を引くのは、Y様邸のために切り出したという玄関前の立派な桧の丸太梁。また、玄関や2階のホールなどに見えるその堂々たる杉の丸太梁は圧巻で思わず息を呑む仕上がりです。さらに「人が集まった時に」と設けた和室も見事な造り。繊細な書院障子、障子から差し込む柔らかい日の光、本物の木を用いた天井など一つ一つが美しく、和室はこうあるべきという凛とした表情を放っています。